臨床指標(クリニカル・インディケーター)このページを印刷

臨床指標(クリニカルインディケーター)

臨床指標(クリニカルインディケーター)とは、診療の質を評価する指標のことです。指標を経時的に測定し、評価することで医療の質改善と向上につながると考えられています。当院は、2015年度より日本病院会のQIプロジェクトに参加し、以下の項目を臨床指標と定めています。
※個人情報保護のため、対象患者さんが10名未満の場合、表の分子・分母の患者数を”-(ハイフン)”表記としています。
※また、分母の対象患者さんが10名未満の指標につきましては、グラフの掲載も控えさせて頂きます。

1.患者満足度

指標の意義
受けた治療の結果、入院期間、安全な治療に対する患者さんの満足度を見ることは、医療の質を計る上で直接的な評価となる指標のひとつです。
①外来患者満足度
患者満足度(外来患者) 患者満足度(外来患者)
  「満足」または「やや満足」と回答した外来患者数(分子) 患者満足度調査に回答した外来患者数(分母)
2016年度 194 218
2015年度 198 225
解説
外来を受診される患者さん、お付添いの方を対象に、総合的に見た当院の満足度についてお聞きしました。「満足、やや満足、どちらともいえない、やや不満、不満」の5段階評価とし、満足またはやや満足と回答された割合です。
②入院患者満足度
患者満足度(入院患者) 患者満足度(入院患者)
  「満足」または「やや満足」と回答した入院患者数(分子) 患者満足度調査に回答した入院患者数(分母)
2016年度 263 277
2015年度 256 270
解説
当院にご入院された患者さんを対象に総合的に見た当院の満足度についてお聞きしました。「満足、やや満足、どちらともいえない、やや不満、不満」の5段階評価とし、満足またはやや満足と回答された割合です。

2.死亡退院患者数

指標の意義
全退院患者のうち死亡退院された患者さんの割合です。医療施設の特徴や入院患者のプロフィールが異なるため、直接医療の質を計る数字ではありません。
死亡退院患者数 死亡退院患者数
  死亡退院患者数(分子) 退院患者数(分母)
2016年度 488 18,045
2015年度 436 18,121
解説
当院は、高度な先進医療を担う急性期病院として、ご高齢の患者さんや、高度に進行したがん患者さん、終末期の患者さんなどの重症患者さんのご入院にも対応しています。

3.入院患者の転倒転落発生率

指標の意義
転倒転落の発生事例を分析し、適切な予防策を実施していくことが、転倒による傷害予防につながると考えられます。
①入院患者の転倒・転落発生率
入院患者の転倒・転落発生率 入院患者の転倒・転落発生率
  医療安全対策室へ報告された転倒・転落件数(分子) 入院延べ患者数(分母)
2016年度 505 274,304
2015年度 499 274,859
【表1】損傷のレベル(日本病院会QIプロジェクトより)
レベル 損傷 説明
1 なし 患者に損傷はなかった
2 軽度 包帯、氷、創傷洗浄、四肢の挙上、局所薬が必要となった、あざ・擦り傷を招いた
3 中軽度 縫合、ステリー・皮膚接着剤、副子が必要となった、または筋肉・関節の挫傷を招いた
4 重度 手術、ギプス、牽引、骨折を招いた・必要となった、または神経損傷・身体内部の損傷の診察が必要となった
5 死亡 転倒による損傷の結果、患者が死亡した
6 UTD 記録からは判定不可能
Unable to Determine from the documentation
解説
2014年1月より転倒・転落対策チームを発足し、毎月活動しています。チームでは、事例検討、病棟ラウンド、入院患者のスリッパ禁止等の対策を実施してきました。更に2016年度は転倒・転落予防用具の更新、機種追加、ピクトグラム導入、患者用パンフレット改訂を行い、発生率の改善に務めています。転倒・転落のリスク・発生を少しでも減らし、また転倒・転落による損傷が防げるよう、今後も病院全体で継続した活動に取り組んでいきます。
②入院患者の転倒・転落発生率(レベル2~6)
表1の損傷のレベル2~6に該当する患者さんが対象になります。
入院患者の転倒・転落発生率(レベル2~6) 入院患者の転倒・転落発生率(レベル2~6)
  医療安全対策室へ報告された転倒・転落件数(レベル2~6)(分子) 入院延べ患者数(分母)
2016年度 41 274,304
2015年度 66 274,859
③入院患者の転倒・転落発生率(レベル4~6)
表1の損傷のレベル4~6に該当する患者さんが対象になります。
入院患者の転倒・転落発生率(レベル4~6) 入院患者の転倒・転落発生率(レベル4~6)
  医療安全対策室へ報告された転倒・転落件数(レベル4~6)(分子) 入院延べ患者数(分母)
2016年度 - 274,304
2015年度 10 274,859

4.褥瘡発生率

指標の意義
褥瘡は、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって結果的に在院日数の長期化や医療費の増大につながるため、その予防対策は提供する医療の重要な項目のひとつとされています。
褥瘡発生率 褥瘡発生率
  分母対象者のうち褥瘡の院内新規発生件数 (分子) 入院延べ患者数 (分母)
2016年度 141 269,650
2015年度 121 270,787
解説
褥瘡とは、いわゆる「床ずれ」です。褥瘡が悪化すると患者さんの生活の質(QOL)は低下し、また感染を引き起こすなど治療が長期となります。そのため、褥瘡発生のリスクを評価し、体圧分散寝具を使用したり、ポジショニングを工夫したりするなど褥瘡予防に努めています。また、医師、看護師、薬剤師、栄養士など多職種のメンバーで編成した褥瘡予防対策チームが定期的に院内をまわり、褥瘡の治療や看護ケア、栄養などについて指導を行っています。

5.紹介率と逆紹介率

①紹介率
指標の意義
初診患者に対し、他の医療機関から紹介されて来院した患者さんの割合です。地域の医療機関との連携の度合いを示す指標です。
紹介率 紹介率
  紹介初診患者数(分子) 初診患者数-(休日・夜間以外の初診救急搬送患者数+休日・夜間の初診救急患者数)(分母)
2016年度 13,355 18,999
2015年度 13,068 22,100
②逆紹介率
指標の意義
初診患者に対し、他の医療機関へ紹介した患者さんの割合です。地域の医療機関との連携の度合いを示す指標です。当院から地域の医療機関へ紹介した場合と、治療のために当院を受診し、病状が安定してから紹介元へ逆紹介した例も含まれています。
逆紹介率 逆紹介率
  逆紹介患者数 (分子) 初診患者数-(休日・夜間以外の初診救急搬送患者数+休日・夜間の初診救急患者数) (分母)
2016年度 19,751 18,999
2015年度 19,016 22,100
解説
紹介率・逆紹介率の数値は、地域の医療機関との連携の度合いを示す指標です。高度な医療を提供する医療機関にだけ患者さんが集中することを避け、症状が軽い場合は「かかりつけ医」を受診し、そこで必要性があると判断された場合に高い機能を持つ病院を紹介受診する、そして治療を終え症状が落ち着いたら、「かかりつけ医」へ逆紹介し、治療または経過の観察を継続する。これを地域全体として行うために、地域の医療連携を強化し、切れ間のない医療の提供を行っています。

6.尿道留置カテーテル使用率と症候性尿路感染症発生率

①尿道留置カテーテル使用率
指標の意義
どれくらいの患者さんに尿道留置カテーテルが使用されているかをみる指標です。
尿道留置カテーテル使用率 尿道留置カテーテル使用率
  尿道留置カテーテルが挿入されている入院延べ患者数 (分子) "入院延べ患者数(分母)"
2016年度 35,197 274,304
2015年度 32,571 274,859
②症候性尿路感染症発生率
指標の意義
尿路感染症は医療関連感染の中でも最も多く約40%を占めます。その80%が尿道留置カテーテルによるものとされています。発生状況の把握は予防策を検討する第一歩となります。
症候性尿路感染症発生率 症候性尿路感染症発生率
  カテーテル関連 症候性感染症の定義に合致した延べ回数 (分子) 入院患者における尿道留置カテーテル挿入延べ日数 (分母)
2016年度 24 35,197
2015年度 33 32,571
解説
急性期病院である当院は、尿道留置カテーテルの多くが手術の際に挿入され、比較的早期に抜去されます。そのため使用頻度としては決して少なくないものの、全体での使用率が抑えられています。尿路感染症は1日のカテーテル留置で3%ずつ感染リスクが増加すると言われていますので、結果として尿路感染症の発生率も低い値になったと思われます。今後も尿道留置カテーテルの適正使用を推進していきます。

7.救急車・ホットライン応需率

指標の意義
救急医療の機能を測る指標であり、救急車受け入れ要請のうち何台受け入れができたのかを表しています。
救急車・ホットライン応需率 救急車・ホットライン応需率
  救急車で来院した患者数 (分子) 救急車受け入れ要請件数 (分母)
2016年度 5,132 5,934
2015年度 3,962 4,422

8.糖尿病患者の血糖コントロール

指標の意義
合併症を予防するためにはHbA1cを7.0%未満に維持することが推奨されており、糖尿病診療の質を判断する指標の一つとなります。その上で、患者さんごとの状態に応じて目標値を変えることも重要です。
糖尿病患者の血糖コントロール 糖尿病患者の血糖コントロール
  HbA1c(NGSP)の最終値が7.0%未満の外来患者数 (分子) 糖尿病の薬物治療を施行されている外来患者数 (分母)
2016年度 1,736 4,361
2015年度 1,657 4,293
解説
HbA1cは糖尿病の治療目標として最も有用な指標です。ただし、患者さんの健康状態、年齢、低血糖の生じやすさなどを考慮して個々の方に適した目標を設定する必要があります。高齢者では、病態と治療状況に応じて、目標値が7.0%未満~8.5%未満まで幅広く設定されています(高齢者糖尿病ガイドライン2017による)。また、重い肝臓病や貧血などの病気の方では、HbA1cが糖尿病の状態を適切に反映しないことがある点に注意が必要です。

9.退院後6週間以内の救急医療入院率

指標の意義
初回入院の治療が不十分でないか、回復が不完全な状態で早期退院を強いていないかをみる指標です。
退院後6週間以内の救急医療入院率 退院後6週間以内の救急医療入院率
  退院後6週間以内の救急医療入院患者数 (分子) 退院患者数(分母)
2016年度 417 17,732
2015年度 428 17,821

10.急性心筋梗塞に関する指標

①急性心筋梗塞患者における入院早期(入院後2日以内)アスピリン投与割合
指標の意義
急性心筋梗塞においては急性期におけるアスピリンおよびβ遮断薬の処方が推奨されています。
急性心筋梗塞患者における入院早期アスピリン投与割合 急性心筋梗塞患者における入院早期アスピリン投与割合
  分母のうち入院後2日以内にアスピリンが投与された患者数 (分子) 急性心筋梗塞で入院した 患者数 (分母)
2016年度 31 32
2015年度 30 32
解説
急性心筋梗塞で入院した患者さんに対しては、特殊な症例(消化管出血など)を除く全例で、入院時早期および退院時にアスピリンを投与しています。
②急性心筋梗塞患者における退院時アスピリン投与割合
指標の意義
心筋梗塞発症後の長期予後を改善する目的で、抗血小板薬、β遮断薬、ACE阻害薬あるいはアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)、スタチンなどの投与が推奨されています。
急性心筋梗塞患者における退院時アスピリン投与割合 急性心筋梗塞患者における退院時アスピリン投与割合
  退院時にアスピリンが投与された患者数 (分子) 急性心筋梗塞で入院した患者数 (分母)
2016年度 30 30
2015年度 31 32
解説
急性心筋梗塞で入院した患者さんに対しては、特殊な症例(消化管出血など)を除く全例で、入院時早期および退院時にアスピリンを投与しています。
③急性心筋梗塞患者における退院時βブロッカー投与割合
急性心筋梗塞患者における退院時βブロッカー投与割合 急性心筋梗塞患者における退院時βブロッカー投与割合
  退院時にβブロッカーが投与された患者数 (分子) 急性心筋梗塞で入院した患者数 (分母)
2016年度 19 30
2015年度 23 32
解説
急性心筋梗塞においてβブロッカーはエビデンスのある薬剤ですが、徐脈、低血圧などの副作用もあり、また日本においてβブロッカーは高血圧などで保険適応が有りますが、心筋梗塞での保険適応がありません。適切な症例に処方しています。
④急性心筋梗塞患者における退院時スタチン投与割合
急性心筋梗塞患者における退院時スタチン投与割合 急性心筋梗塞患者における退院時スタチン投与割合
  退院時にスタチンが投与された患者数 (分子) 急性心筋梗塞で入院した患者数 (分母)
2016年度 26 30
2015年度 23 32
解説
スタチンに関しては、入院中はコレステロール低値のため退院処方には含まれていないことがあります。また心筋梗塞だけでは日本においてスタチンの保険適応がありません。当院では、心筋梗塞二次予防のガイドライン、保険適応に従い処方しています。
⑤急性心筋梗塞患者における退院時のACE阻害剤もしくはアンギオテンシンⅡ受容体阻害剤の投与割合
急性心筋梗塞患者における退院時のACE阻害剤もしくはARBの投与割合 急性心筋梗塞患者における退院時のACE阻害剤もしくはARBの投与割合
  退院時にACE阻害薬もしくはアンギオテンシンII受容体阻害剤が投与された患者数(分子) 急性心筋梗塞で入院した患者数(分母)
2016年度 22 30
2015年度 19 32
解説
心筋梗塞後の患者さんの長期予後においてACE阻害薬あるいはアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)はエビデンスのある薬剤で推奨されております。ただし、日本においては高血圧などで保険適応はありますが、心筋梗塞では保険適応がありません。当院においては適切な症例にACE阻害薬あるいはアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)を処方しています。
⑥急性心筋梗塞患者におけるACE阻害剤もしくはアンギオテンシンⅡ受容体阻害剤の投与割合
急性心筋梗塞患者におけるACE阻害剤もしくはARBの投与割合 急性心筋梗塞患者におけるACE阻害剤もしくはARBの投与割合
  ACE阻害薬もしくはアンギオテンシンII受容体阻害剤が投与された患者数(分子) 急性心筋梗塞で入院した患者数(分母)
2016年度 25 32
2015年度 22 33
⑦急性心筋梗塞患者の病院到着後90分以内の初回PCI実施割合
指標の意義
急性心筋梗塞の治療には、発症後可能な限り早期に再灌流療法(閉塞した冠動脈の血流を再開させる治療)を行うことが、生命予後の改善に重要とされています。
急性心筋梗塞患者の病院到着後90分以内の初回PCI実施割合 急性心筋梗塞患者の病院到着後90分以内の初回PCI実施割合
  来院後90分以内に手技をうけた患者数(分子) 18歳以上の急性心筋梗塞でPCIを受けた患者数(分母)
2016年度 20 26
2015年度 18 27
解説
急性心筋梗塞の治療には、発症後可能な限り早期の再灌流療法が推奨されており、生命予後の改善に役立ちます。当院においても適切なインフォームド・コンセントを行い、早期の再灌流療法を施行しています。

11.脳卒中に関する指標

指標の意義
初回入院の治療が不十分でないか、回復が不完全な状態で早期退院を強いていないかをみる指標です。
①脳梗塞(一過性脳虚血発作も含む)の診断で入院し、入院2日目までに抗血栓療法もしくは抗凝固療法を受けた症例の割合
指標の意義
脳梗塞の治療に対して、入院第2病日までに、抗血栓療法(血栓症の発症を抑える治療)を開始することが勧められています。
脳梗塞で入院し、入院2日目までに抗血栓療法もしくは抗凝固療法を受けた症例の割合 脳梗塞で入院し、入院2日目までに抗血栓療法もしくは抗凝固療法を受けた症例の割合
  入院2日目までに抗血小板療法を受けた患者数 (分子) 18歳以上の脳梗塞か一過性脳虚血発作の診断で入院した患者数(分母)
2016年度 92 136
2015年度 95 124
解説
合併症がある場合などを十分精査した上で、患者さんの病態にあわせて適切な薬剤を選択し治療を行っています。
②脳梗塞(一過性脳虚血発作も含む)の診断で入院し、退院時に抗血小板薬を処方された症例
指標の意義
非心原性脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞など)や非心原性一過性脳虚血発作では、再発予防のために、適応のある患者さんには抗血小板薬の投与が推奨されています。
脳梗塞で入院し、退院時に抗血小板薬を処方された症例 脳梗塞で入院し、退院時に抗血小板薬を処方された症例
  退院時に抗血小板薬を処方された患者数(分子) 18歳以上の脳梗塞か一過性脳虚血発作の診断で入院した患者数(分母)
2016年度 77 105
2015年度 83 107
③脳梗塞患者の退院時スタチン処方割合
指標の意義
脳梗塞再発予防には、抗血栓療法(血栓症の発症を抑える治療)とスタチンという薬剤を用いた脂質管理により脂質異常症のコントロールをすることが推奨されています。
脳梗塞患者の退院時スタチン処方割合 脳梗塞患者の退院時スタチン処方割合
  退院時にスタチンを処方された患者数(分子) 脳梗塞で入院した患者数(分母)
2016年度 52 103
2015年度 81 156
④心房細動を合併する脳梗塞(一過性脳虚血発作を含む)診断で入院し、退院時に抗凝固薬を処方された症例
指標の意義
心原性脳梗塞での再発予防には、抗凝固薬の投与が推奨されています。
心房細動を合併する脳梗塞で入院し、退院時に抗凝固薬を処方された症例 心房細動を合併する脳梗塞で入院し、退院時に抗凝固薬を処方された症例
  退院時に抗凝固薬を処方された患者数(分子) 18歳以上の脳梗塞か一過性脳虚血発作の診断で入院し、かつ心房細動と診断を受けた入院患者数(分母)
2016年度 14 16
2015年度 10 11
⑤脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合
指標の意義
脳卒中の診断後、できるだけ早期にリハビリを開始することが機能の早期回復と低下抑制につながります。
脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合 脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合
  入院後3日以内に脳血管リハビリテーション治療を受けた患者数(分子) 18歳以上の脳梗塞の診断で入院した患者数(分母)
2016年度 64 129
2015年度 74 121
解説
入院後、全身状態が安定しない等の理由で、早期にリハビリが開始できないことがあります。

12.喘息入院患者のうち吸入ステロイドを入院中に処方された割合

指標の意義
慢性期の管理方法として吸入ステロイドは中心的な役割を果たしています。
喘息入院患者のうち吸入ステロイドを入院中に処方された割合 喘息入院患者のうち吸入ステロイドを入院中に処方された割合
  入院中に吸入ステロイド薬の処方を受けた患者数(分子) 喘息を原因とする 5歳以上の入院患者数(分母)
2016年度 38 45
2015年度 41 50
解説
ステロイド禁忌の患者さんや、点滴によるステロイド治療を行っている場合は吸入ステロイドの治療を行いません。また、小児喘息で一時的な発作であった場合は、吸入ステロイドを使わずに他の薬で治療することもあります。

13.小児喘息に対して入院中にステロイドの全身投与(静脈・経口)を受けた
症例の割合

指標の意義
喘息発作の症状を素早く軽快し、重症度を下げるためにガイドラインで推奨されています。
小児喘息に対して入院中にステロイドの全身投与(静脈・経口)を受けた症例の割合 小児喘息に対して入院中にステロイドの全身投与(静脈・経口)を受けた症例の割合
  入院中にステロイドの全身投与(静注・経口処方)を受けた患者数(分子) 2歳から15歳の喘息患者のうち、喘息に関連した原因で入院した患者数(分母)
2016年度 14 16
2015年度 19 21
解説
2015年度に引き続き、9割前後の小児喘息患者さんにステロイドの全身投与がありました。ただし、乳児の喘息性気管支炎では、ステロイドの効果が低く、ロイコトリエン拮抗薬やβ2刺激薬の吸入、抗生剤投与で改善するため全身ステロイド治療を行いませんでした。

14.統合指標

指標の意義
関連する指標群をまとめて評価し、統合的にケアプロセスの実施状況をみています。
①虚血性心疾患に関する統合指標
指標の説明
No.10 急性心筋梗塞に関する指標の総合評価です。
総合指標(虚血性心疾患) 総合指標(虚血性心疾患)
  No.10分子の合計 No.10分母の合計
2016年度 148 178
2015年度 163 221
①脳卒中に関する統合指標
指標の説明
No.11 脳卒中に関する指標の総合評価です。
総合指標(脳卒中) 総合指標(脳卒中)
  No.11分子の合計 No.11分母の合計
2016年度 299 489
2015年度 303 519

その他

過去5年間の一日平均外来患者数

過去5年間の一日平均外来患者数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 2630 2630 2688 2767 2719
分院 539 546 543 540 517

過去5年間の紹介率

過去5年間の紹介率

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 48.8 48.4 50.1 51.4 63.1
分院 37.3 37.3 37.8 37.6 42.6

過去5年間の救急車受入数

過去5年間の救急車受入数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 3425 3610 3578 3909 5001
分院 248 237 242 258 257

過去5年間の一日平均入院患者数

過去5年間の一日平均入院患者数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 740 751 739 749 752
分院 259 265 264 268 263

過去5年間の新規入院患者数

過去5年間の新規入院患者数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 16773 16945 17685 18203 17992
分院 4780 4948 4896 5017 4705

過去5年間の平均在院日数

過去5年間の平均在院日数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 16.1 16.2 15.3 15.1 15.2
分院(一般病棟) 17.4 17.2 17.4 17.6 18.2

院内がん登録主要部位別届出数

部位 2012年 2013年 2014年 2015年
大腸
(結腸、直腸)
462 520 587 610
脳・中枢神経系 277 416 469 500
乳房 261 334 344 475
420 422 425 398
299 361 350 346
悪性リンパ腫 103 161 230 265
食道 173 189 185 220
前立腺 102 112 153 179
白血病 68 141 117 163
皮膚(黒色腫含) 101 115 115 126
他の造血器腫瘍 79 104 97 114
肝臓 74 105 97 99
口腔・咽頭 60 61 44 79
腎・他の尿路 59 77 94 79
膵臓 62 89 86 75
膀胱 37 51 57 67
子宮頚部 38 38 38 44
甲状腺 19 43 47 44
胆嚢・胆管 29 36 48 37
子宮体部 29 32 27 21
卵巣 - 12 18 18
多発性骨髄腫 15 21 33 17
喉頭 - - - -
骨・軟部 - - - -
子宮 - 0 0 0
その他 60 70 61 83
総計 2845 3521 3741 4069

※症例数1件以上10件以下の場合は「-」と表記しています。

患者満足度

過去5年間の患者満足度(入院患者) [本院]

過去5年間の患者満足度(外来患者) [本院]

過去5年間の患者満足度(入院患者) [分院]

過去5年間の患者満足度(外来患者) [分院]