臨床指標(クリニカル・インディケーター)このページを印刷

臨床指標

当院では以下の項目を臨床指標として定めています。

No 項目 指標の意義 2015年度
算出結果
(分子/分母)
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1 患者満足度(外来患者) 受けた治療の結果、入院期間、安全な治療に対する患者の満足度を見ることは医療の質を測る上で直接的な評価指標の重要なひとつです。 88.0%
(198/225)
 
2 患者満足度(入院患者) 94.8%
(256/270)
 
3 死亡退院患者率 医療施設の特徴や入院患者のプロフィールが異なるため、この死亡退院患者率から直接医療の質を測ることはできません。 2.4%
(436/18,121)
 
4 入院患者の転倒・転落発生率 看護ケアの質評価の重要な指標の一つです。 0.18%
(499/274,859)

2014年1月より転倒転落対策チームの活動を開始し、この間、転倒・転落事例の検討、転倒・転落対応マニュアルの改訂、チームによる病棟ラウンドの開始、入院患者のスリッパ禁止、等の対策を実施しました。また、経時的な発生率、損傷率を定期的に病院全体、部署別にデータ化し公表することで、転倒・転落に関する情報共有に努めてきました。

結果として発生率・損傷率ともに改善し、平均値を下回ることができました。2016年度は転倒・転落予防用具の更新、機種追加、ピクトグラムの導入、患者用パンフレットの改訂を実施しています。

入院患者の転倒・転落による損傷発生率
(レベル2以上)
0.02%
(66/274,859)
入院患者の転倒・転落による損傷発生率
(レベル4以上)
0.004%
(10/274,859)
5 褥瘡発生率 看護ケアの質評価の重要な指標の一つです。 0.04%
(121/270,787)
 
6 紹介率 初診患者に対し、他の医療機関から紹介されて来院した患者の割合です。地域の医療機関との連携の度合いを示す指標になります。 59.1%
(13,068/22,100)
 
7 逆紹介率 初診患者に対し、他の医療機関へ紹介した患者の割合です。地域の医療機関との連携の度合いを示す指標になります。 86.0%
(19,016/22,100)
 
8 尿道留置カテーテル使用率 尿路感染症発生率を算出するための前段階指標となり、どのぐらいの患者に尿道留置カテーテルが使用されているかをみる指標です。 11.9%
(32,571/274,859)
 
9 症候性尿路感染症発生率 尿路感染症は医療関連感染の中でも最も多く約40%を占めます。その80%が尿道留置カテーテルによるものとされています。発生状況の把握は予防策検討する第一歩となります。 0.1%
(33/32,571)
 
10 救急車・ホットライン応需率 救急医療の機能を測る指標であり、救急車受け入れ要請のうち、何台受け入れができたのかを表しています。 89.6%
(3,962/4,422)
 
11 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 手術後に、手術部位感染が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費が有意に増大します。手術部位感染 を予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌薬投与があります。 99.2%
(645/650)
 
12 特定術式における術後24時間(心臓手術は48時間)以内の予防的抗菌薬投与停止率 73.3%
(473/645)
 
13 特定術式における適切な予防的抗菌薬選択率 91.5%
(595/650)
 
14 糖尿病患者の血糖コントロール
HbA1c(NGSP)< 7.0%
合併症を予防するためにはHbA1cを7.0%以下に維持することが推奨されており、糖尿病診療の質を判断する指標の一つとなります。その上で、患者さんごとの状態に応じて目標値を変えることも重要です。 38.6%
(6,626/17,173)

HbA1cは糖尿病の治療目標として最も有用な指標です。ただし、患者さんの健康状態、年齢、低血糖の生じやすさなどを考慮して個々の方に適した目標を設定する必要があります。また、重い肝臓病や貧血などの病気の方では、HbA1cが糖尿病の状態を適切に反映しないことがある点に注意が必要です。

平成28年5月には日本糖尿病学会と日本老年医学会の合議により、高齢者糖尿病患者さんの治療目標が新たに決められています。認知症や身体の状況の良くない患者さんでは、その程度に応じて治療目標を7%以上の範囲とすることがあります。

15 退院後6週間以内の救急医療入院率
(救急医療入院以外の予定外入院または救急医療入院患者数)
初回入院時の治療が不十分ではないか、回復が不完全な状態で早期退院を強いていないかをみる指標です。 4.1%
(722/17,821)
 
退院後6週間以内の救急医療入院率 2.4%
(428/17,821)
 
16 急性心筋梗塞患者における入院後早期アスピリン投与割合 急性心筋梗塞においては、急性期におけるアスピリンおよびβ遮断薬の処方が推奨されています。 93.8%
(30/32)
急性心筋梗塞で入院した患者さんに対しては、特殊な症例(消化管出血など)を除く全例で入院時早期および退院時にアスピリンを投与しています。
17 急性心筋梗塞患者における退院時アスピリン投与割合 心筋梗塞発症後の長期予後を改善する目的で、抗血小板薬、β遮断薬、ACE阻害薬あるいはアンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)、スタチンなどの投与が推奨されています。 96.9%
(31/32)
18 急性心筋梗塞患者における退院時βブロッカー投与割合 71.9%
(23/32)
β遮断薬、スタチン、 ARB, ACE阻害薬などのエビデンスのある薬はもう少し増やしたいですが、患者さんの背景が複雑なので一概には言うことができません。
19 急性心筋梗塞患者における退院時スタチン投与割合 71.9%
(23/32)
20 急性心筋梗塞患者における退院時のACE阻害剤もしくはアンギオテンシンⅡ受容体阻害剤の投与割合 59.4%
(19/32)
21 急性心筋梗塞患者におけるACE阻害剤もしくはアンギオテンシンⅡ受容体阻害剤の投与割合 66.7%
(22/33)
22 急性心筋梗塞患者の病院到着後90分以内の初回PCI実施割合 急性心筋梗塞の治療には、発症後可能な限り早期に再潅流療法(閉塞した冠動脈の血流を再開させる治療)を行うことが、生命予後の改善に重要とされています。 66.7%
(18/27)
 
23 脳卒中患者のうち第2病日までに抗血栓治療を受けた患者の割合 脳梗塞の治療に対して入院第2病日までに抗血栓療法(血栓症の発症を抑える治療)を開始することが勧められています。 76.6%
(95/124)
脳卒中に関する指標については、合併症がある場合などもありますので、患者さんの病態にあわせて適切な薬剤を選択しています。
24 脳卒中患者の退院時、抗血小板薬を処方した割合 脳梗塞の3次予防に抗血小板薬(血小板の働きを抑え、血液が固まるのを防ぐ薬)は有効です。 77.6%
(83/107)
25 脳卒中患者の退院時スタチン処方割合 退院後の再発予防内容をみるプロセス指標です。 51.9%
(81/156)
26 心房細動を伴う脳卒中患者への退院時抗凝固薬処方割合 心房細動を合併する脳梗塞の3次予防に抗凝固薬(血液が固まるのを阻害する薬)は有効とされています。 90.9%
(10/11)
 
27 脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合 脳卒中の診断後、患者さんの病態に合わせて出来るだけ早期にリハビリを開始することが機能の早期回復と低下抑制につながります。 61.2%
(74/121)
全身状態等の理由で入院後早期にリハビリが指示されないことがあります。
28 喘息入院患者のうち吸入ステロイドを入院中に処方された割合 吸入ステロイドは慢性期の管理方法として中心的役割を果たしています。 82.0%
(41/50)
 
29 入院中にステロイドの経口・静注処方された小児喘息患者の割合 ステロイドの経口・静注処方は喘息発作の症状を素早く軽快し、重症度を下げるためにガイドラインで推奨されています。 90.5%
(19/21)
乳児の喘息性気管支炎では、ステロイドの効果が低く、ロイコトリエン拮抗薬やβの吸入、抗生剤投与で改善するため全身ステロイド治療非実施となります。
30 統合指標【手術】 手術に関する指標(No11.12.13)の総合評価です。 88.1%
(1,713/1,945)
 
31 統合指標【虚血性心疾患】 虚血性心疾患に関する指標(No16.17.18.19.20.22)の総合評価です。 73.6%
(163/221)
 
32 統合指標【脳卒中】 脳卒中に関する指標(No23.24.25.26.27)の総合評価です。 58.4%
(303/519)
 

参考)日本病院会 QIプロジェクト2015年度
算定詳細についてはこちらをご参照ください。

その他

過去5年間の一日平均外来患者数

過去5年間の一日平均外来患者数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 2630 2630 2688 2767 2719
分院 539 546 543 540 517

過去5年間の紹介率

過去5年間の紹介率

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 48.8 48.4 50.1 51.4 63.1
分院 37.3 37.3 37.8 37.6 42.6

過去5年間の救急車受入数

過去5年間の救急車受入数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 3425 3610 3578 3909 5001
分院 248 237 242 258 257

過去5年間の一日平均入院患者数

過去5年間の一日平均入院患者数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 740 751 739 749 752
分院 259 265 264 268 263

過去5年間の新規入院患者数

過去5年間の新規入院患者数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 16773 16945 17685 18203 17992
分院 4780 4948 4896 5017 4705

過去5年間の平均在院日数

過去5年間の平均在院日数

  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
本院 16.1 16.2 15.3 15.1 15.2
分院(一般病棟) 17.4 17.2 17.4 17.6 18.2

院内がん登録主要部位別届出数

部位 2012年 2013年 2014年 2015年
大腸
(結腸、直腸)
462 520 587 610
脳・中枢神経系 277 416 469 500
乳房 261 334 344 475
420 422 425 398
299 361 350 346
悪性リンパ腫 103 161 230 265
食道 173 189 185 220
前立腺 102 112 153 179
白血病 68 141 117 163
皮膚(黒色腫含) 101 115 115 126
他の造血器腫瘍 79 104 97 114
肝臓 74 105 97 99
口腔・咽頭 60 61 44 79
腎・他の尿路 59 77 94 79
膵臓 62 89 86 75
膀胱 37 51 57 67
子宮頚部 38 38 38 44
甲状腺 19 43 47 44
胆嚢・胆管 29 36 48 37
子宮体部 29 32 27 21
卵巣 - 12 18 18
多発性骨髄腫 15 21 33 17
喉頭 - - - -
骨・軟部 - - - -
子宮 - 0 0 0
その他 60 70 61 83
総計 2845 3521 3741 4069

※症例数1件以上10件以下の場合は「-」と表記しています。

患者満足度

過去5年間の患者満足度(入院患者) [本院]

過去5年間の患者満足度(外来患者) [本院]

過去5年間の患者満足度(入院患者) [分院]

過去5年間の患者満足度(外来患者) [分院]