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扱う疾患 

大腸癌腹腔鏡下手術を得意分野としています。
 大腸癌腹腔鏡下手術の経験手術症例総数は2010年03月31日時点で2258例と、2200例を突破しました。大腸癌腹腔鏡下手術2258例は、依然、全国トップの症例数です。
 2009年の大腸癌手術実施例は362例と、前年の308例に比較して54例増加しました。また、このうち大腸癌腹腔鏡下手術実施例は、352例でした。
 大腸癌腹腔鏡下手術の実施率は、2007年の3年間では96.5%です。開腹移行率は、2007年以降では0.2%、開腹移行を必要とした偶発症率は0%と短期成績はますます良好となっています。
 1974年以来の大腸癌手術症例数は2010年03月31日の時点で5180例です。

 少し古いデータになりますが、読売新聞による2007年度分の調査によれば大腸癌腹腔鏡下手術は、全体の24%(2006年は18%)に行われました。大腸癌腹腔鏡下手術の実施例が年間100例を超えたのは、全国で14施設(2006年は9施設のみ)であり、大腸癌腹腔鏡下手術の実施率が50%を超えたのは31施設(2006年は18施設)でした。実施例が年間100例を超え、かつ、実施率が50%を超えたのは12施設でした。

 

年間実施例トップ10 

年間実施率トップ10 

順位

施設名

実施例

施設名

実施率

大阪医大

288

虎の門病院

95.3

虎の門病院

265

順天堂大浦安

90.1

癌研有明

263

大阪医大

85.0

昭和大横浜市北部

168

西宮市立中央

81.8

名古屋第二赤十字

165

関西電力

76.4

北里大

149

姫路医療センター

75.0

順天堂大浦安

145

島根県立中央

71.3

大阪市立総合医療センター

137

日本医科大

70.8

国立がんセンター

119

北見赤十字

68.7

10

刈谷豊田総合

110

名古屋第二赤十字

68.5

 上の表は読売新聞資料を整理した結果です。「実施例」とは、年間の大腸癌手術例中、大腸癌腹腔鏡下手術が行われた症例数です。「実施率」とは、年間の大腸癌手術例中、大腸癌腹腔鏡下手術が行われた割合です。実施例、実施率共にトップ10に入ったのは、大阪医大、虎の門病院、名古屋第二赤十字病院、順天堂浦安病院の4病院でした。

【よもやま話−その1】先日、学会場での話。
 「うちでは進行癌でも1ヶ月、2ヶ月待ちは当たり前ですよ。ハッ、ハッ、ハッ。」と言う声を聞きました。当科では、場合によっては当日、通常は数日から1週間以内の入院を目指しています。「大腸癌です。進行癌です。」とお話をしておいて1ヶ月、2ヶ月もお待ちいただくわけにはいきません!!

 

 2009年は大腸癌手術の年間手術症例数が362例と前年より54例増加しました。下の図は、1999年以来の大腸癌手術の年間手術件数の推移を示しています。

  

  What ‘New?
・2010年04月01日より、下部消化器外科部長として黒柳 洋弥が前任の癌研有明病院より着任します。
・2009年12月01日付けで的場 周一郎が消化器外科医長に昇進い     たしました。
大腸癌腹腔鏡下手術例が2010年03月31日時点で、2258例と、2200件を突破しました。
・「大腸癌Q&A」を掲載いたしました。
・「大腸癌腹腔鏡下手術Q&A」を掲載いたしました。

 以下をクリックしていただくとその項目に飛びます。
  ○虎の門病院での大腸癌腹腔鏡下手術の特徴○
  ○なぜおなかの創を小さくできるか?○
  ○大腸癌Q&A○
  ○大腸癌腹腔鏡下手術Q&A○

  

 当科で扱う疾患は、大腸癌(結腸と直腸を総称して「大腸」と言う)を中心とした下部消化管(小腸、結腸、直腸、肛門)の悪性疾患だけではなく、良性腫瘍、虫垂炎、大腸憩室症(憩室炎、憩室出血、憩室穿孔)、クローン病、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎等の炎症性疾患や腸閉塞(イレウス)に対する外科的治療も行っています。
 また、内痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍といった肛門疾患やそけいヘルニア等の手術も行っています。

 ○当科の特徴○

 当科の最大の特徴は、(池永 達夫−樋上 駿先生)、ついで、(秋山 洋、鶴丸 昌彦先生)、そして、現在の(澤田 寿仁、的場 周一郎、森山 仁、戸田 重夫)と、35年以上に渡って人的関係が途絶えることなく継続的に大腸癌の治療を行ってきたことであり、その全ての期間に澤田が何らかの関係を持ってきたことです。そして、今後は癌研有明病院からの黒柳 洋弥部長も加わり、より高度な医療を目指します。

 十分な大腸癌手術例の経験の元(5280例)に大腸癌腹腔鏡下手術の症例を積み重ねてきていることが最大の強みと考えています。

 下の図は1977年以来の大腸癌年間手術例を3年毎に見たものです。着実に症例数が増加していることがわかります。1974年以来の経験症例は2010年03月31日時点で5280例に達しています。2009年1年間の大腸癌年間手術件数は362例でした。

 

○大腸癌腹腔鏡下手術○
 大腸癌腹腔鏡下手術の経験症例数は、2010年03月31日時点で2258
例と、2200例を突破し、全国トップの手術経験数を持ちます。2009年の年間症例数は352例に達しました。(なお、当院での大腸癌腹腔鏡下手術の手術件数は関連病院の症例は1例も含まれていません。)


 
 
 上の図は、ピンクは1年間の開腹手術件数、青線は1年間の大腸癌腹腔鏡下手術件数です。横軸は年間推移を示しています。大腸癌腹腔鏡下手術件数が着実に増加していることが分かります。

 従来の手術では10cmから20cmの開腹創が必要とされましたが、腹腔鏡下手術を行うと、3cmから6cm程度の開腹創で済みます。これが患者さんにもたらす効果は、開腹創の縮小化→手術直後の痛みの軽減→早期離床→排ガス、排便の早期化→早期の食事開始→早期退院の図式であり、「低侵襲手術」と証される所以です。手術後の痛みが少ないことを初めとした低侵襲性によりもたらされる術後在院日数の短縮化は、患者さん本人に止まらず、ひいては、全体としての医療費の削減につながるものと期待され、腹腔鏡下手術を含む鏡視下手術は「21世紀の治療法」とまで言われています。
 もちろん、癌の手術ですから、腹腔鏡下手術がその本質を犯すものであってはなりません。現時点では、当院での成績は言うに及ばず、世界的にも、また、本邦においても、大腸癌腹腔鏡下手術は、従来の手術と劣らない、むしろ、ある面では従来の手術法以上の成績が発表されています。


 私どもの施設での大腸癌腹腔鏡下手術の成績は、実施率(大腸癌手術例に対し、腹腔鏡下手術を行った割合)は本格的に開始した1999年以降では、全体で86.1、根治度A(癌が取り切れた手術)91.4でした。

 

 上の図は、大腸癌腹腔鏡下手術実施率の年間推移です。青線は全体、ピンク線は根治度Aを表しています。1999年以降の実施率は安定しており、その後も増加傾向にあることが分かります。


 開腹移行率(腹腔鏡下手術を目的達成まで行うことが出来ず、途中で従来の開腹術に移行した率)は、2007年以降では0.2%、開腹移行を伴った術中偶発症率(腹腔鏡下手術実施中にこれに特有と考えられる合併症を起こし、従来の開腹術に移行した率)は、2007年以降では0%でした。また、偶発症により本来の癌の手術としての価値が損なわれた症例は一例も経験していません。


  

 

 上の図は、開腹移行率の年間推移です。
 2007年以降の開腹移行率0.2%にすぎません。


 長期成績である生存率は、腹腔鏡下手術例と、従来の開腹手術例(1990年以降の大腸癌手術例中、従来の開腹手術例を行った根治度A1339例を対照とする)では、手術例全体では言うに及ばず、進行程度(stageT、U、Va、Vb)別に見ても前者に少なくとも悪化傾向はありません。以上の成績は、海外はもとより、国内のそれと比較しても勝るとも劣らないものです。
 ただ、大腸癌腹腔鏡下手術は、高度の技術を要し、かつ、全ての評価が定まった治療とは言えない面もあるので、患者さんに必要かつ十分にご説明した上で、実際の適応を決定する必要があります。


○補完そのT−大腸癌腹腔鏡下手術の適応とならない場合○

 

 大腸癌腹腔鏡下手術の適応とならない場合には次のような場合があります。

 

 非治癒手術例、癒着例、他癌合併例、腸閉塞例、他臓器浸潤例、腹膜炎例、心疾患や呼吸器疾患、他の重篤な合併症の合併例等です。
 非治癒手術例とは、大腸癌が高度に進み、癌が取り切れない場合を言いますが、このような場合には開腹創の縮小化が困難であり、開始当初は適応としていなかったのですが、近年はこのような症例でも積極的に大腸癌腹腔鏡下手術を行っています。
 癒着例とは、多くは開腹手術の既往があり、おなかの中の腸管癒着が強い例で、癒着の剥離が困難な場合や長時間を要する場合には開腹手術を行います。
 他癌合併例とは、おなかの中の他の癌−胃癌等を同時切除する場合で、開腹創の縮小化が困難であれば適応とはなりません。
 腸閉塞例、大腸癌のため腸閉塞状態で手術となる場合で、おなかの中が拡張した腸管で満たされているため適応となりません。
 他臓器浸潤例とは、大腸癌が周辺臓器に浸潤して大きな腫瘍塊を形成しているため適応となりません。
 腹膜炎例、腹膜炎の状態で緊急手術となる場合で、機敏な対応が必要で適応となりません。 
 心疾患や呼吸器疾患、他の重篤な合併症の合併例では、迅速な手術が求められる場合は適応となりません。

 

○補完そのU−開腹移行例と術中偶発症例について○

 

 開腹移行率とは、大腸癌腹腔鏡下手術を目的達成まで行うことが出来ず、途中で従来の開腹術に移行した率を言います。開腹移行率は2007年以降では0.2%であることは先に記載しましたが、実際の開腹移行例は2010年03月時点で31例です。その内訳は、術中に何らかの偶発症を来した症例が13例、腸管の癒着によるものが11例、腸管拡張例が3例、癌の周辺臓器浸潤によるものが3例、術中の結腸血行障害例が1例でした。
 術中偶発症とは、大腸癌腹腔鏡下手術中の予期せぬ合併症を言います。   
 術中偶発症を来たし、開腹移行を余儀なくされた症例は13例で、血管損傷8例、小腸、結腸損傷は各2例、膀胱損傷は1例でした。2007年以降では、術中遇発症で開腹移行を余儀なくされた症例は1例もありません。
 ただ、これらの術中偶発症は大腸癌腹腔鏡下手術時に起こる特有のものではなく、通常の開腹手術の時にも起こりえますが、これを修復するに当たって開腹に移行せざるを得なかったものであり、幸いにも、大腸癌に対する手術そのものに悪影響をもたらした例は1例もありません。


 開腹移行率術中偶発症大腸癌腹腔鏡下手術の短期的な質を評価する指標になります。つまり、その数字は、低いほど大腸癌腹腔鏡下手術が安全、かつ確実に行われたことを物語っています。

 

○現時点での大腸癌腹腔鏡下手術に対する考え方について○

 

 大腸癌腹腔鏡下手術は、2010年03月の時点で2258例と多くの経験をしてきておりますが、現時点での考え方を記載しておきます。
 マスコミはもとより、この手術の経験のない、あるいは、経験の少ない医師は、大腸癌腹腔鏡下手術を「特別な手術方法」と捉えている向きが未だに多いようです。
 もちろん、大腸癌腹腔鏡下手術を、安全、かつ、確実に行うには、多くの経験を積み、高度の技術を通常の技術へと平準化する努力が必要です。
 ただ、経験の積み重ねによって、「高度の技術」が「通常の、日常的な技術」へと変化していきます。
 当院では、大腸癌腹腔鏡下手術の開始当初、それを遂行するには、「高度の技術」を要していましたが、多くの経験の積み重ねた結果、今では「通常の、日常的な技術」となってきたと自負しています。


  我々の位置づけは以下の通りです

 

 大腸癌腹腔鏡下手術は、大腸癌の手術を行うに当たっての「一つの手段、手技に過ぎず」「特別、特殊な手段、手技ではありません。」もちろん、大腸癌腹腔鏡下手術という手段、手技を用いずとも大腸癌の手術を行うことはできます。
 大腸癌の手術に、大腸癌腹腔鏡下手術と従来の開腹手術の区別が存在するわけではなく、それぞれが「相互に補完しあう手術手技、手術手段である」との位置づけです。
 それでは、大腸癌腹腔鏡下手術は何のために存在しているか?
 「開腹創の縮小化」を初めとした低侵襲手術を実現することにより、術後の苦痛を少しでも和らげ、術後在院日数を短縮することにその目的の多くがあります。
 大腸癌腹腔鏡下手術の最大の目的は「開腹創の縮小化」ですが、多くの経験を積んでくると、大腸癌腹腔鏡下手術手技が従来の開腹手術手技よりも安全、容易、確実に出来るようになってきました。脾弯局部や骨盤内直腸の剥離、授動術がそれです。手術手技の点でも多くの場面で大腸癌腹腔鏡下手術が従来の開腹術を超えたと言っても過言ではありません。
 医師の中でも、「大腸癌腹腔鏡下手術を行った患者にとって、1年後に何のメリットがあるのか?」との意地の悪い質問をする人があります。我々は即座にこう答えます。「おなかの傷が小さいことを除けば、1年後には何のメリットもないかもしれない。」と。過ぎ去ってしまえば、手術直後の事なんて大きな事ではないと密かに思っている医療関係者も未だに多いと思われます。
 我々は、手術直後の患者の0にはできない苦痛を少しでも和らげるために、多大な努力と、日本の医療システムでは費用に計上できない高価な機材を用いて大腸癌腹腔鏡下手術を一生懸命行っています。



 「大腸癌腹腔鏡下手術は、多くの経験を積めば、決して特別、特殊な手術ではありません!」


 「1年後にはメリットがないかもしれないことに!一生懸命努力しています。」


 

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診療スタッフ紹介

常勤医
黒柳洋弥部長
的場周一郎医長
森山仁、戸田重夫、花岡裕
富沢賢治、藤井正幸 

非常勤医
田村隆、澤田壽仁


部長・医長紹介
部長: 黒柳 洋弥 S62卒 澤田壽仁

大腸癌の手術、特に、大腸癌腹腔鏡下手術、その他の小腸、大腸疾患の手術 肛門疾患、ヘルニアの手術 その他

日本外科学会−専門医・指導医
日本消化器外科学会−専門医
日本内視鏡外科学会−技術認定医


医長: 的場 周一郎 H5卒 澤田壽仁
大腸癌の手術、特に、大腸癌腹腔鏡下手術、大腸癌の化学療法、その他の小腸、大腸疾患の手術 肛門疾患、ヘルニアの手術 

日本外科学会−専門医
日本消化器外科学会−認定医
日本大腸肛門病学会−専門医・指導医
日本内視鏡外科学会−技術認定医

日本内視鏡学会−専門医・指導医
日本消化器病学会−専門医・指導医

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外来診療案内
外来診療は以下のスケジュ−ルで行っています。
  月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
午前 - 田村(第1・2・3)

黒柳
的場
戸田
富沢

-

澤田
的場
花岡
藤井

午後 - - - - 黒柳
戸田
 ご来院の際は、前もって紹介医師の休診の有無を電話で外来に確認の上ご来院下さい。
 金曜日午後の黒柳医師の診察受付時間は、初診・再診共に13:00〜14:30です。
 青字は医師指定で完全予約制です。
 入院について:大腸癌の場合は必要時には当日、多くの場合は数日から1週間以内に入院していただくよう努力をいたします。急ぐ必要のない疾患の場合には患者さんと相談の上入院日をあらかじめ決定します。

診療実績 

 大腸癌(結腸癌、直腸癌)手術件数は2009年1年間では352であり、最近3年間では、大腸癌手術の96.5%の症例に大腸癌腹腔鏡下手術を行っています。
 専属スタッフは5名ですが、澤田、黒柳、的場の3名は、日本内視鏡外科学会技術認定(消化器外科)取得者です
 単純に、大腸癌=開腹手術の時代ではなく、少なからぬ症例が内視鏡的切除で根治するようになりました。一方、手術例の77%前後は未だに進行癌で発見されています。開腹手術を行うべきかどうかは、内科との綿密な連携の元に厳密に決定します。開腹手術を行うからには根治性を損なうことなく、可能な限り機能の温存に努めます。
 直腸癌手術においては、肛門機能、排尿機能、性機能が温存されるかどうかは患者さんにとって重要な問題です。最近5年間の直腸癌手術例中、85%近くは肛門括約筋温存術、つまり、人工肛門にならない手術を行っていますが、近年、高齢者の手術例が増加し、術後のQOLを考慮し、あえて人工肛門を選択する場面も増加しています。患者さんの年齢、有する合併症を考慮した場合、「人工肛門=悪」では決してなく、T
otalで考えれば人工肛門の方が望ましいときもあります。
 排尿機能、性機能を温存する骨盤神経機能温存術も積極的に行い、高度に進行した直腸癌の場合には、手術後に放射線治療も併用し、成績の向上に努めています。
大腸癌腹腔鏡下手術は開腹創の縮小化により手術後の患者さんの負担を軽減するばかりか、機能温存にも大いに貢献しています。

○大腸癌の生存率○

 大腸癌の生存率は下記の通りです。結腸癌と直腸癌に分け、当院の成績、当院の大腸癌腹腔鏡下手術例の成績と1998年度の大腸癌研究会全国集計の成績を記載してあります。
 生存率は統計を取った時期によって変化するものであり、当院の生存率を見るに当たっては、数字の絶対値よりも、全国集計と比較して、各stage共に勝るとも劣らない点に注目してご覧下さい。


結腸癌stage     

T U Va Vb W

腹腔鏡(※1)

100 98.0 94.2 91.7 80.6 50.6
全国集計(※2) 97.1 96.8 87.2 80.3 68.3 22.6

直腸癌stage

T U Va Vb  W

腹腔鏡(※1)

83.3 98.9 95.4 85.9 77.9 44.3
全国集計(※2) 96 96.1 86.2 76.7 63.5 20.2

    (※1):当院での1997年01月からの大腸癌腹腔鏡下手術例。
    (※2):大腸癌研究会全国集計1999年stage別5年生存率より。

メッセージ
 大腸癌は、全体としては比較的予後の良い癌であり、開腹手術を必要とせず、内視鏡的切除で完治する症例も増加しています。開腹手術を行う必要性がある場合も、積極的に大腸癌腹腔鏡下手術を行い、患者さんの負担の軽減を図っています。
 予後が良い癌と言っても、大腸癌手術例の75.8%は進行癌で発見されています。この事実から見て、早期発見には大腸内視鏡検査が不可避です。いわゆる癌年齢に達した方は「便潜血検査」を進んで受けましょう。少しでも症状のある方は積極的に大腸内視鏡検査を受けることが早期発見につながります。
 大腸癌、特に、直腸癌=人工肛門の時代は終わりました。もちろん、癌の根治のためには人工肛門の造設が必要な場合もありますが、人工肛門のケアも様変わりし、以前のように日常生活、社会生活を大きく脅かすものでありません。
 根治すれば比較的快適な生活が送れる大腸癌(結腸癌、直腸癌)の手術を恐れる必要はありません。
セカンドオピニオンについてはこちらを参照ください
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病院概要個人情報の保護に関する取扱い看護部活動報告
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