間脳下垂体外科

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メッセージ

当科は間脳下垂体疾患の診療に特化し、専門性の高い、より高度な医療を集約的に行うことを目的に国内で最初に設立された診療科です。内分泌内科、小児科や病理などの関連各科と密に連携しながら、一例一例の患者様に最も適した医療(オーダーメイド医療)を効率的かつ安全に提供することを第一に毎日の診療にあたっています。

扱う疾患

間脳下垂体外科は脳神経外科のなかで主に下垂体腺腫(下垂体腫瘍)をはじめとした下垂体近傍疾患の外科的治療を中心に診療を行う科で、以下のような疾患を主な対象疾患としています。

下垂体疾患

機能性下垂体腺腫(先端巨大症、プロラクチノーマ、クッシング病、下垂体性甲状腺機能亢進症)、非機能性下垂体腺腫、ラトケ嚢胞、くも膜嚢胞、下垂体炎

下垂体近傍疾患

頭蓋咽頭腫、胚細胞性腫瘍(ジャーミノーマ等)、髄膜腫、脊索腫、神経膠腫、種々の下垂体近傍の炎症性疾患

その他

下垂体機能低下症、希な下垂体近傍腫瘍などのホルモン補充療法、外科治療なども対象としています。

診療体制

当科では患者さんに最善の医療を提供できる様に内分泌内科医、小児内分泌科医の協力体制のもとで医療を行っています。また遠方や地方の患者さんにも我々の外科手術を安心して受けて頂ける様に、その近隣の内分泌科や脳神経外科と連携して術後のフォローが可能な診療体制をとっています。

その結果当科が設立された平成17年以降、既に2,300例の外科手術を施行して来ました。そして予後が不良で現在でも手術が最も効果的なクッシング病の手術は既に300例を越え、脳腫瘍の中でも手術が最も困難な頭蓋咽頭腫の手術は既に200例に達しその9割で非侵襲的な経鼻手術を行って来ました。

手術は内視鏡、顕微鏡を駆使し、更に術中モニタリングを使用し、確実かつ安全な手術が行えるよう心がけています。また巨大腫瘍、硬い腫瘍、浸潤性腫瘍、再手術など難治例の手術も拡大経鼻法や経鼻手術と開頭術を同時に行う手術などを駆使しつつ、どのような症例にでも対応可能な術式を選択し治療に邁進しています。

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