消化器外科(下部消化管)

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メッセージ

当科の特徴

当科の特徴は、(池永 達雄、樋上 駿先生)、ついで、(秋山 洋、鶴丸 昌彦、澤田 寿仁先生)、そして、現在の(黒柳 洋弥、的場 周一郎、森山 仁、戸田 重夫、花岡 裕、富沢 賢治)と、35年以上に渡って人的関係が途絶えることなく継続的に大腸癌の治療を行ってきたことです。
十分な大腸癌手術例の経験の元に、腹腔鏡下手術、下部進行直腸癌の術前化学放射線療法といった新しい治療を取り入れ、さらに消化器内科、放射線治療科、臨床腫瘍科と緊密に連携して最良の治療を提供できることが当科の強みと考えています。

当科の基本方針

  • 大腸癌で手術が必要な方は可能な限り早期に手術を行います。初診から手術までが通常は2週間以内です。また、手術はほぼ全例腹腔鏡下手術にて行います。
  • 肛門温存・局所再発が問題となる下部進行直腸癌に対しても、術前に化学放射線療法を行うことにより、局所再発率を低下させながら、肛門温存率の向上を目指します。
  • 消化器内科はもちろんのこと、放射線治療科、臨床腫瘍科とも綿密に連携し、最善な治療を提供します。

虎の門病院 大腸外科のいいところ

腹腔鏡手術を第一に考えていること

当院では腹腔鏡手術を第一に行うようにしております。
(場合よっては開腹手術になる場合もありますが、可能な限り腹腔鏡手術にこだわっております。)

総合病院であり、他の疾患を合併されている状況でも当該科と密接な連携をとり、手術します。

当院は総合病院であり、循環器、呼吸器、腎センター、神経内科など横のつながりは充実しており、合併症を有する場合でも安全に手術が行えるようしております。

初診日から手術が早いこと

当院では外来受診後、約2週間で手術を行うようにしております。

緊急な状態でも対応致します。(ベッドの空き状況に左右されます。)

当院では救急対応もしております。

患者さんのご希望によって、下部直腸癌に対して放射線治療や化学療法など集学的治療を行い、可能な限り肛門温存術を行います。

当院では放射線や化学療法を駆使し、可能な限り肛門温存に努めております。その場合でも腹腔鏡下手術を行っています。

扱う疾患

手術の様子

当科で扱う疾患は、大腸癌(結腸と直腸を併せて「大腸」と言う)を中心とした下部消化管(小腸、結腸、直腸、肛門)の悪性疾患だけではなく、良性腫瘍、虫垂炎、大腸憩室症(憩室炎、憩室出血、憩室穿孔)、クローン病、潰瘍性大腸炎等の炎症性疾患や腸閉塞(イレウス)に対する外科的治療も行っています。 また、内痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍といった肛門疾患やソケイヘルニア等の手術も行っています。

大腸癌腹腔鏡下手術を得意分野としています。

大腸癌手術 実施例の推移 累積経験症例(2013年12月31日現在)

1998年から本格的に大腸癌腹腔鏡下手術を導入し、大腸癌腹腔鏡下手術の経験手術症例総数は2014年8月31日の時点で3,933例になりました。
2013年の大腸癌手術実施例は426例であり、このうち大腸癌腹腔鏡下手術実施例は、419例でした。
大腸癌腹腔鏡下手術の実施率は、2010年4月以降では97.3%です。開腹移行率は、0.7%、開腹移行を必要とした偶発症率は0%でした。
1974年以来の当科での大腸癌手術症例数は2013年8月31日の時点で6,878例です。

診療体制

他科との緊密な連携について

当科は大腸癌を始め様々な疾患の治療において、消化器内科はもちろんのこと、放射線科(放射線治療を行う科)、臨床腫瘍科(抗癌剤治療を行う科)と定期的にカンファレンスを行い、連携をとって治療にあたっております。
例えば早期大腸癌で当科に紹介頂いた場合でも、消化器内科と相談の上、内視鏡切除が良いと判断されれば、消化器内科にて内視鏡切除を行うことになります。また前述のように下部進行直腸癌の場合は放射線科と合同で治療を開始しますし、抗癌剤治療が必要になった場合は臨床腫瘍科と連携しながら治療に当たります。このように総合的に最善の医療を提供する体制をとっております。

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